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コラム

2024年5月17日

Zoomを使ったライブ配信の方法(失敗しないコツとZoomのいろいろな使い方)


ライブ配信事業をしている中で、お客様からYouTubeを使った配信と同じくらいZoomでのライブ配信のお問い合わせを頂くようになりました。

Zoomを使ったライブ配信は、オンラインイベントやウェビナー、コンサートなど、様々なシーンで利用されています。しかし、初めての方にとっては使い方が分からず、手間取ってしまうこともあるでしょう。

そこで、本記事ではZoomを使ったライブ配信の基本から応用まで、解説していきます。

なお、ライブ配信のサポートなら静岡映像制作にご相談ください。

目次

Zoomを使ったライブ配信の基本知識

Zoomとは?


Zoomとは、ビデオ通話やテレビ会議を行うためのWeb会議ツールです。ビデオ通話の場合、最大100人までの参加者を同時に接続できるため、オンラインイベントやウェビナーなどにも利用されています。
複数人で同時に参加してもさほどの遅延もなく、PC上で顔を見ながらのやり取りが出来る為、多くの企業でビデオ会議のツールとして使用されています。

Zoomを使ったライブ配信のメリット


ライブ配信の方法には手軽なものでは、ライブ配信アプリを使う方法やYouTubeなどのSNSのライブ機能を使う方法など、色々なやり方がありますが、最近ではZoomもライブ配信のツールとして活用されています。

Zoomを使ったライブ配信のメリットは以下の通りです。

●オンラインでの参加者が多数いる場合でも、同時にほぼ遅延なく接続することができる。
●参加者とのリアルタイムのコミュニケーションが可能である。
●画面共有やスクリーンレコーディング機能があるため、プレゼンテーションや商品説明などにも利用できる。

 

 

ライブ配信で必要な機材

Zoomでのライブ配信も含め、安定した高品質なライブ配信を行うには必要不可欠な機材があります。

パソコン

Zoom配信では、それほど高スペックなパソコンは必要ではありません。ただし、ストリーミング配信用のソフトを使ったり、ライブ配信の模様をモニタリングする為には、高スペックなパソコンや複数のパソコンが必要になる場合があります。

カメラ

ノートパソコンには、内臓のWebカメラがついているものもありますが、高品質映像や、カメラワークを必要とする配信の場合には、パソコンの外部入力にカメラを取り付ける必要があります。

マイク

見落としがちなものにマイクがあります。ライブ配信で特に重要な要素として音の品質があります。音声が聞き取りづらい配信は、視聴者に多大なストレスを与えます。パソコンの内臓マイクではなく、目的に合ったマイクを選択しましょう。

インターネット環境

ライブ配信において、インターネット環境の確認は、何よりも必要です。ライブ配信の日程よりも前に、会場のインターネット回線の有無や接続方法(有線接続か無線接続かなど)、インターネット回線のスピードなどを必ず確認して、テスト配信をしておきましょう。

Zoomのアカウント

Zoomでのライブ配信をする場合、無料のZoomアカウントでは配信時間に制限がかかってしまいます。事前に、ZoomのProアカウントの契約をしましょう。また、必要であればZoomウェビナーの契約も合わせて行いましょう。※Zoomウェビナーの契約にはZoomProアカウント以上である必要があります。

Zoomウェビナー
セミナーやイベントに特化した機能で、ホスト側は登壇者(パネラー)として、登壇者のカメラ映像のみを出席者に映す事が出来ます。その為、視聴者は名前や顔などの個人情報を公開することはありません。

Zoomウェビナーは、ZoomのWebサイトにアクセスし、「プランと料金」のページの上部にあるタブから「Events&Webinars」を選ぶと確認できます。

以上の準備を整えてから、ライブ配信を開始しましょう。

関連リンク:Zoomを使った配信の詳しい事例を見る

Zoomを用いたライブ配信の手順

初めてZoomを使ったライブ配信を行う場合の手順は以下の通りです。

①ZoomのProアカウントの取得

前述のとおり、Zoomで配信をするには、ZoomのWebサイトにてアカウントを作成し、Proアカウントを契約する必要があります。無料のアカウントのままでは、1ミーティング40分の制約があり、配信の途中でミーティングが終了してしまう可能性がありますので、事前にアカウントを確認し、Proアカウントをお持ちではない場合は契約をしてください。

②Zoomアプリの取得

ZoomはWebサイトにアクセスして使用する事も出来ますが、各種機能や設定が1つにまとまっているアプリをインストールしておくと便利です。

PC版のZoomアプリは公式ホームページからダウンロード可能です。

③Zoomのスケジューリング・各種設定

事前にZoomのスケジューリングや各種必要な設定を行う(必要であれば、ウェビナーの設定をする)。
スケジューリングは後回しにして、前日にZoomミーティングのスケジューリングをしてしまった事例もあるので、必ず先に設定をしましょう。

④配信URLの発行・参加者への共有

スケジューリングをしたら配信URLを発行し、参加者に共有しましょう。こちらも忘れないよう、スケジューリングをした流れでそのまま共有する事をお勧めします。

⑤テスト配信をする

出来れば配信当日と同じ機材、同じ条件でのテスト配信をしましょう。テスト配信をおろそかにすると、配信当日になって、機材をZoomがうまく認識しないという事や、インターネット回線の問題などに気が付くなどやってみて初めてわかる事があります。
最低でも、会場の下見をする際などに、インターネット回線の接続テストをしましょう。

⓺機材のセッティングと配信の開始

配信当日は、事前準備・セッティングの時間を必ず余裕を持って確保しましょう。必ず何か問題が起こるという事を想定して、配信開始時間よりも3時間ほど早く会場準備が出来ると余裕を持って準備やテストを行なえます。
配信テストの際は、必ず画面の切り替えテストや音声が流れてるかを確認し、万全の態勢で配信をしましょう。

配信当日の準備チェックリスト


配信の当日に配信の失敗を防ぐ為に最低限必要なチェック項目をリストでまとめました。

機材の事前チェック

マイクやカメラ、パソコン、会場にも音を出す場合はスピーカーなどの機材を配信前に必ず動作確認し、事前チェック時に問題があれば交換・調整をしましょう。

プレゼン資料の準備

配信前に必要なドキュメントやスライド、資料などがある場合、あらかじめ用意し実際にZoomの画面に映るかをチェックしておきましょう。(使用するソフトによっては、機材との相性で本番中に映像が出ないという事もあります。)

配信テスト

機材の動作確認のみで安心していると、いざ配信した時に音が出ない、プレゼン資料が表示されないなどの問題が出る事があります。必ず配信前に、Zoomの画面共有やスクリーンレコーディング機能などを含め、配信のデモンストレーションを行い、各場面の動作確認を行いましょう。

進行台本・資料の配布

配信の内容や進行の流れをまとめた台本または、スケジュール表を事前に作成し、配信の流れを配信スタッフ間で共有しておきましょう。

配信中の注意点とトラブルシューティング


配信中には予期しないトラブルが発生する事があります。
起こり得るトラブルとその対処法を以下にまとめておきましたので、確認して心構えと準備をしておきましょう。

インターネット回線が切れるトラブル

配信前に回線速度を確認し、不安定な場合はLANケーブルの交換や、接続のし直しを行う。また、不安がある場合は、ポケットWi-Fiやテザリングなど別の回線に切り替える手段を用意しておきましょう。

マイクやカメラが動作しない

当日になって、機材が故障する事もあります。可能であれば、予備のマイクやカメラを用意してすぐに交換できるようにしておきましょう。また、電子機器は、接続の方法や順番、機材間の相性によって、動作しない場合もあります。動作しない場合は、電源を入れなおしたり、パソコンと機器の連携の設定を確認したり、接続確認を入念にしておきましょう。

パワーポイントや外部入力機器の映像が配信に反映されない。

登壇者がいる配信ではよくあるトラブルです。配信テストや事前確認時に登壇者が会場にいない事が多々ありますが、登壇者が用意しているパワーポイントのデータや外部入力の機器の映像をチェックできない場合があり、登壇時のトラブルとなる事があります。
解決策としては、登壇者に事前にデータを頂き、運営側で用意した機器を使ってプレゼンしてもらう事でこのトラブルは回避が可能です。
もし、当日トラブルが起きてしまった場合は、パワーポイントのデータのアスペクト比とパソコンの画面のアスペクト比が合っているか確認してみましょう。アスペクト比の違いで映像が出ない事例を確認しています。

画面がカクついたり、映像が乱れる

パソコンの処理速度が配信の処理に間に合っていない場合があります。パソコンのスペックをあげてみましょう。また、インターネット回線のスピードが遅い可能性もあるので、インターネット回線の再接続をしてみましょう。

配信後のフォローアップ


配信後には、参加者へのフォローアップを行うことで次回の配信への参加を促したり、参加者の満足度を上げる事が可能です。このフォローアップが容易なこともZoomでの配信のメリットになります。

配信内容のアーカイブ化

Zoomのレコーディング機能を使い配信の録画を行いましょう。アーカイブ化に問題が無ければ、録画した動画をYouTubeや自社サイトにアーカイブ動画として残しておきましょう。※ただし、著作権のかかる楽曲や映像、画像が使われている場合アーカイブ化はできません。事前に著作権有無を確認しましょう。

アンケートの実施

参加者アンケートを実施し、フィードバックを収集する。事前にアンケートを作成し、ライブ配信の最後に参加者へアンケートへの協力を促しましょう。

フォローアップや次開催の告知

ライブ配信内容に沿ったフォローアップを実施しましょう。参加者から質問がある場合の問い合わせ先や、参加者に感謝の気持ちを伝えるフォローメールの送付、次開催の予定があれば参加者に伝えるメールの送信をしましょう。

Zoomを使ったライブ配信の応用

Zoomで2つの会場を結んだ二元中継配信


Zoomは、映像と音声をほとんど遅延なく送る事が可能です。その為、Zoomを配信ツールとしてではなく、中継用ツールとして活用する事で二元中継など離れた場所を結んでの中継が可能です。その映像をYouTubeなど別の配信ツールに組み合わせれば二元中継をライブ配信する事ができます。

関連リンク:Zoomを使った配信の詳しい事例を見る

ウェビナー配信の方法


ウェビナー配信の方法は、Zoomの「ウェビナー」機能を使うことで実現できます。ウェビナー配信は、運営側が指定したアカウントのみが発言でき、参加者は視聴者として参加します。ただし、参加者のコメントや質問をリアルタイムで受け付けることもでき、対話型の配信が可能です。Zoomのウェビナー配信をするには、ZoomのProアカウントの契約と、ウェビナー機能の契約が必要です。

顔出しをしない配信の方法(アバターを使った配信など)


顔出しをしない配信の方法は、Zoomの機能や別の機器の接続で実現可能です。Zoom上のカメラをオフにするのが手っ取り早い方法ですが、他にも外部カメラを接続して自分の姿を映さない方法や、Vtuberの使うようなアバターソフトを使ってアバターの見た目で配信する方法があります。

画面共有を使った配信方法


画面共有を使った配信方法は、自分のパソコンの画面を参加者に共有することで実現できます。Zoomでは、画面共有機能が充実しており、特定のアプリケーションやファイルの画面を共有することもできます。

Zoomを使ったライブ配信の成功事例

オンラインイベントの成功事例


Zoomを使ったオンラインイベントの成功事例として、コンサートホールで行われたオンラインイベントがあります。もともとコンサートホールで毎年行われていた定期イベントで、芸能人や著名人をゲストに迎えた講演会なども含まれる大きな大会でした。オンラインで参加する人にも参加用のチケットを販売したいという事でしたので、Zoomを使いチケット購入をした人限定での配信を実現しました。

二元中継ライブ配信の成功事例


Zoomを使った二元中継でのライブ配信の成功事例として、「富士山バーチャルサイクルフェスタ」があります。ライブ配信自体はYouTubeへのライブ配信でしたが、日本の会場と台湾の会場を二元中継で結ぶためにZoomを使用しました。台湾側のスタッフの方と入念に準備を進め、何のトラブルもなく二元中継を成功させる事が出来ました。

ウェビナーの成功事例


会議室を使って行われた事業報告会を当日参加できないメンバー向けにウェビナー配信した例があります。ウェビナー配信では、参加者は勝手に発言が出来ない仕様になる為、画面の切り替えや遠方にいる登壇者の参加など、より配信者側の思い通りの配信をする事が出来ました。

まとめ

本記事では、Zoomを使ったライブ配信の基本から応用までを解説しました。ライブ配信に必要な機材や準備、配信手順、注意点などはさまざまです。ご自身のやりたい事を明確にして、事前準備をし、ぜひ本記事を参考に、スムーズな配信を実現してください。

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